ラーメン屋を開業したいけど、どうしたら開業できる?
【その業界で経験があるかどうか】
ラーメン屋で働いた経験がある方はラーメンの作り方、盛付、接客等を一通り学んでいるので開業をしてもスムーズに進める事ができます。
反対にラーメン屋で働いた経験がない方は、ラーメンの作り方を覚えるところから始めなければいけなくなるので、その分開業までに時間がかかる場合があるります。
【開業前の計画をしっかりと】
(1)誰にラーメンを食べてもらいたいのか?
ラーメン屋を開業するにあたり、ターゲットとなる顧客を設定する必要があります。若者向けのスタミナ系ラーメン、OL向けのお洒落なラーメンなどターゲットに合わせた味を出す必要があります。
(2)ラーメン屋の立地
自分の中で賃料を決めてから立地を決めるとスムーズに決めやすくなります。オフィス、工場付近がいいのか、駅付近、メイン道路付近など立地も様々な場所でメリット、デメリットがあるのでしっかり周りをリサーチしてから決めましょう。
(3)営業時間の設定
ラーメン屋の場合は、早朝、深夜の集客も見込める業種ですので、立地によっては早朝、深夜までの営業を検討してもよいでしょう。
(4)資金計画を立てる
ラーメン屋を開業する際に資金計画はとても重要になります。
店舗も居抜き、スケルトンで大きく費用が変わります。機材も新品、中古、リース商品で値段が変わってくるのでそれぞれの平均価格を調べてどれにするかを決めた方がいいでしょう。
資金計画で価格を気をつけるのが、店舗費、店舗改装費、機材費になります。
(5)利益計画を立てる
実際に営業を開始する前には、利益計画を立てておく必要があります。利益計画とは、毎月の儲けがいくらになるのか、計画を立てておくことです。たとえば、1杯ラーメン900円で販売した場合にラーメンの原価は30%以内が基本になります。900円の30%を引いた額は630円になります。
1日100人来客、25日営業をしていた場合 1日の売上 100×630円=63,000円25日の売上25日×6,3000円=1,575,000円 そこから、賃料、光熱費、人件費、その他の経費を引いた額が利益になります。
1日何杯売れば理想の利益になるかをしっかり計算してからラーメン屋を開業しましょう。
【食品衛生法に基づく営業許可要件を満たす】
飲食店を開業する際には、食品衛生法に基づいた営業許可を得る必要がありますので、店舗内装や食品衛生責任者の取得などを管轄の保健所や消防署などと相談しながら開業準備を進める必要もあります。