ラーメンの麺には、水と小麦粉の配分量によってカテゴリーが分かれます。水の量を多めに使って練るものを多加水、少ないものを低加水と言います。
このうち、多加水麺は水を多く含んでいるため、食感はよりプリッとした弾力のあるものになります。
また、水を多く含んでいる分、スープが染み込みにくい特徴があります。これはつまり、麺がのびにくいということです。したがって、濃厚なスープに向いている麺になります。
低加水麺は、多加水麺に比べるとやや弾力が低くなりますが、その分小麦粉の風味を感じやすい麺になります。含んでいる水の量が少ないのでスープが染み込みやすく、繊細な味わいのスープ向きになります。また、麺も伸びにくくなります。