まずは、ネーミング役割について考えてみましょう。
店舗だけでもラーメン屋は店舗数が多く、お客さまはその中からあなたの店舗を見つけなければいけないのです。
ラーメンを食べたいと思うお客さまは「美味しいラーメンを食べたい!」と思いながら食べに行きます。お客さんが考える美味しいラーメンとは「自分に合っているラーメン=店舗、見た目、味がマッチしているラーメン」です。
しかし実際にはお客さまの前にはラーメン屋がたくさんあります。お客さまはラーメンを探す上で「美味しいラーメンのてがかり」を探しています。そしてその手がかりとしているのが店舗ネーミングになるのです。
店舗ネーミングとはあなたが思っているよりもお客さまは重要視しています。またお客さんは「感覚」でそのラーメンが自分にとって求めているラーメンであるかもと瞬時に感じ取る、優れた感性を持っています。そのため店舗ネーミングとはお客さまにとって魅力的であるかどうかが重要です。
つまり店舗ネーミングとは「1秒広告」の役割を担っています。1秒で意味がわからない、ラーメンの全体像が見えない店舗ネーミングは、お客さんにとって良い商品を選定できないため「不誠実」であり、店舗ネーミングの役割を果たしていないと言えます。