ラーメン屋を開業するに際に人件費は何%まで抑えた方がいいか?自分の頭の中でラーメン屋をシュミレーションする時に人件費比率は必ず知っておいた方がいいでしょう。それでは人件費についてご紹介していきます。人件費率の目安は?人件費率の目安は、売上の20〜30%が目安と言われています。なので、売上が毎月200万円なら、人件費は40万円〜60万円が目安ですね。ただし、お店によっては、人件費率が30%以上になることも多いのであくまでも目安として覚えておきましょう。もっと詳しく言うと、材料原価+人件費を合わせて60%以内に抑える事が大事です。60%を超えてしまうとその他の部門で経費を削減しないといけなくなります。基本ラーメン屋を開業して繁盛してるお店は必ず60%以内で計算してラーメン屋を運営しています。なので、これから開業する方はオープンする前にあらかじめ利益計算をしてから開業した方が成功への道に繋がります。人件費を抑えすぎはよくない?人件費を抑えすぎてしまうと、下記のトラブルの原因になってしまう可能性があるので注意しましょう。 ①スタッフの1人当たりの業務が増えてしまう人を減らすと1人当たりの作業が増えてしまいます。作業が増えるほどスタッフも不満が増えてしまい、お店を辞めてしまう原因になってしまいます。 ②スタッフさんの人材育成に時間が取られる スタッフさんの仕事量が増えるということは、その仕事量に対応できるスタッフさんを育てる必要があります。とはいえ、スタッフさんの育成には時間がかかります。また、人件費を削減すると「せっかく育てたスタッフさんが定着しない」という問題にも繋がるので、注意が必要です。 ③接客態度が悪くなりがちになってしまう忙しい時間帯だと、作業をしながら笑顔で接客するのが難しくなってしまいます。気が付いたらお客さんに悪い態度をとってしまっていた等、接客態度も悪くなりがちになってしまいます。