北海道ラーメンのイメージと言えば!!【味噌ラーメン】それ以外にも北海道ラーメンには様々な特徴がありいます。今回は北海道ラーメンの美味しさの秘密をご紹介していきます。北海道ラーメンとは?「札幌」「函館」「旭川」のことを北海道三大ラーメンと呼ぶことがあります。そこに「釧路」も加えて四大ラーメンと呼ぶことも。 しかし、これらに大きな共通項はありません。日本における「ラーメン」がその土地土地で違うように、この広大な北海道においてはいろんな種類のラーメンが存在するのです。 関東周辺で見られる「北海道ラーメン」の特徴は1ラードを使って熱々スープ 2味濃いめのタレ 3 濃いめのスープ  4固くて中太めの熟成縮れ麺 このようなタイプです。おそらく「寒い」というイメージから作られたラーメンと言っていいでしょう。札幌ラーメンのイメージに近いかもしれません。 麺も特に決まりはなく、よく使われているのが中太のちぢれ麺になっています。 北海道3大ラーメンの特徴とは? 札幌全国のご当地ラーメンの中で一番知名度があるのが「札幌ラーメン」です。全国のデパートや百貨店で開催される物産展で一番人気があるのも「札幌ラーメン」です。このブランドは強いです。特に「味噌ラーメン=札幌」という図式が成り立つほどに味噌ラーメンのイメージが強いです。しかし、札幌ラーメンの歴史をたどると味噌ラーメンが昔からあったわけではありません。もともとは正油らーめん(札幌では醤油と書かずに正油ラーメンと書くことが多いようです)と塩ラーメンだったのです。 ところが「味の三平」という店でお客さんの要望に応えて創り出したのが味噌ラーメンです。これが全国で爆発的に売れました。知名度も上がり、味噌ラーメンが定着していったのです。この時に使っていた麺がやや固めで太めの熟成縮れ麺だったために「札幌=太縮れ麺」というイメージも少なくないようです。また、札幌ラーメンにはコーンやバターが入ってるイメージを持つ人も多いようですが、観光地のラーメン以外には最初からコーンやバターが入っているラーメンはそんなにありません。ただ、コーンやバターは結構ラーメンに合うのでトッピングで用意している店は多いです。札幌=味噌ラーメンのイメージが強いですが、ほとんどの店で正油・塩・味噌という3種類の味を用意しています。むしろ、3種類の味があることが札幌の特徴と言ってもいいくらいです。そのため、「ラーメン」というメニューが無く、味噌ラーメン、正油ラーメンという呼び方になっています。 それと札幌ラーメンには炒めた野菜を入れることが多いので、首都圏にある「タンメン」というのは、あまりありません。全体的に油が多く、味も濃いめ、野菜が入っていることもあって量も多めなのが特徴です。函館札幌は味噌ラーメンのイメージですが函館は塩ラーメンです。それもかなり透き通った透明感のあるスープです。具もシンプルで値段も比較的安いのが特徴。札幌では味によって○○ラーメンという呼び方をしますが、函館ではラーメンと言えば、塩ラーメンのことを指す場合が多いです。それくらい塩ラーメンが定着しています。また町の歴史もさることながら、ラーメンにおいても「日本最古のラーメン」は函館にあった、と言われております。「南京そば」という名称で1884年に文献が見つかっているのです。 旭川3大ご当地ラーメンの3番目は旭川ラーメンです。全国的に知れ渡るようになったのは10年ちょっと前からで、首都圏の旭川ラーメンブームがきっかけです。「山頭火」を始めとして、多くの旭川ラーメンが首都圏に出店して、その新鮮な味わいに多くのラーメン好きが旭川ラーメンというのを意識していったのです。札幌の味噌、函館の塩、旭川の正油(旭川も醤油ではなく正油と書くことが多いようです)と呼ばれることが多いですが、旭川も味噌・塩・正油の3つの味を出しているところが多いです。また地元の人気店では味噌ラーメンの人気が高い店も少なくありません。 また、首都圏では1990年代後半に「ダブルスープ」という言葉が誕生しました。これは動物系と魚介系のスープのブレンドのことを言うのですが、旭川では50年も前からその手法が使われていました。歴史的にも旭川のラーメンは古いのですが、人口に対するラーメン店の数が多く、人口10万人以上の都市の中では全国で2番目にラーメン店が多いのです。 旭川ラーメンの特徴として、ラードが挙げられます。これは旭川が冬にはかなり寒くなるために熱々のラードを使ってスープが冷めるのを防いだという説があります。また、麺は札幌の多加水(水分を多く含んだ麺)に比べて低加水(水分少なめの麺)の麺が多く、スープを良く吸うのが特徴です。 それと札幌は炒めた野菜が入っていることが多いですが、旭川は基本はシンプルで逆に「野菜ラーメン」という名称で野菜がたっぷり入ったメニューがあります。 まとめ!北海道ラーメン=味噌ラーメンなイメージですが、醤油、塩ラーメンも北海道でも人気ラーメンとなっています。確かに味噌ラーメンの発祥の地ですが地元民からしたら他のラーメンでも人気店はたくさんあるとの事です。・濃厚醤油ラーメン・あっさりしおラーメン・G系ラーメン上記の3つのラーメンも北海道では人気のラーメンになります! 関東や地方の【北海道ラーメン】は味噌ラーメンのイメージが強くラーメン屋も味噌ラーメン専門店が多く。味噌ラーメンの人気店が増えてきています。 

ラーメンの中で一番原価が高くなりがちなのが味噌ラーメン!味噌ラーメンで勝負がしたいけど難易度が高くてなかなか手が出せないと考えがちな方に!味噌ラーメンの原価率の下げ方から売上を上げる販売方法をご紹介していきます。味噌ラーメンの原価が高くなるのはなぜ?他のラーメンに比べ、味噌ラーメンは原価が高くなってしまうのは かえしの量が多いからなのです。 醤油、塩ラーメンのかえしは25gから30gになりますが、一般的に使う味噌ラーメンのかえしは60gから70gになってしまい、醤油と塩に比べ約2倍の量を使うので原価は高くなってしまいます。 また、味噌ラーメンには野菜がたっぷり入っているイメージが強いためキャベツ、ニンジン、もやし、その他の野菜のトッピングで原価が更に高くなってしまう可能性もでてきます。 味噌ラーメンの原価を安くするには?味噌ラーメンの原価を安くすのには、「チャーシュー」を入れないことがポイントです。ラーメン=チャーシューなりがちですが、味噌ラーメンの場合は「味付挽肉」も定番になっています。チャーシューよりも挽肉の方がはるかに原価を抑えることができ、またチャーシューは追加トッピング枠に入れ1枚140円前後で販売すれば追加でチャーシューも頼む人が増え売上UPにも繋がります。 次に野菜は基本「もやし」を中心具材とし原価を抑える事ができます。野菜がもやしだけでも美味しく食べれるのが味噌ラーメンの特徴になります。キャベツやその他の具材を入れたい場合はほんとに少量だけでも綺麗になるのできるだけコストを抑えて使いましょう。 かえしの量を減らしたらもっと原価は安くなるのでは?と思われる方も多いと思います。しかし味噌ラーメンはなんといっても「味噌」が命の味となります。かえしを減らすことで味が大幅にダウンしお客様の心を掴むことができなくなります。なので、かえしを減らして原価を抑えるの極力しない方が良いです。 味噌ラーメンを効率よく売るには?味噌ラーメンを効率よく売るには「追加トッピング購入法」が一番効果があります。チャーシュー、のり、コーン、バター、煮卵など追加で注文するお客さんが多いのでおすすめの組み合わせやメニューに大きく載せてアピールするのがよいでしょう。 また、1種類の味噌ラーメンだけで勝負するのではなく、各地域の味噌を使って種類を増やすのも人気のラーメン屋に繋がります。